恭子の日記 ㉒

               





 

宇宙からの提言

 コロナという未知の生物が今地球上を覆っている。なぜこんなに突然に、なぜこんなに素早く地球を恐怖で覆ってしまったのだろうか? 私たちは地球の中で右往左往しているが 宇宙の中で地球は何かの罰を受けているのだろうか? あるいは未知の宇宙の何者かが地球を救おうとして動いているのではないだろうか? 人間の限界のある考え方以上に大きな力が動いているのではないだろうか? などと私は近頃考えるようになった。

 人はほとんどエゴで動いている。自分が大事で自分の家族が大事で、そして自分の心の許せる人が大事。自分に危害が及ばなければ、楽しいこと楽なことを追い求めて、人は未来を見失いながら生活をし始めてきたのではないだろうか? これでは明るい未来が見えてこない。

 コロナの恐怖で家にいることを強いられた人たちは、「希望がない」「前が見えない」とよく口にするけれど、本当にそうなのだろうか? 今までだって「前が見えない」「希望のない」世界をふらふらと歩いていたのではないだろうか? 何もかも恵まれていたときには 「だんだんとなくなる命を医学の力で止め」ながら、「さよならもはっきりと言え」ながら、そういう生活を普通だと思っていただけ。だけど今回は何の予告もなく、突然大切な命が奪われていく。人は見えない、知らないことには不安を抱く。

 だから「家にいないといけない」のは他人を救うためとは考えず、自分のストレスが溜まるからと、外に繰り出したり、体力があるからと集まって騒いだり、自分が良ければ、他人にはそんなに関心がない。「自分には移らないから大丈夫」と思うだけで「自分が移したらどうなるのか」と言うところまでは考えが及んでいない。それが大変な問題なのだ。

 私たちは残念ながら、そういう「体力はあるけれど、読みの浅い若い人」にこの未来を託さなければいけないのは一抹の不安も否めない。

 私たち老人は安心して歳をとって次の世代にバトンを渡せるのだろうか? いくらかの経験を積んで歳をとった人たちが決まりを守り、人のために動いたとしても、次の未来を作る若者にその大切な役割が伝わっているのだろうか? 未来は希望でなければいけない。

 明るい希望が進化を作る。私たちは戦争もしてきたが、私たちは宇宙から見て 残すに値する星にいるのだろうか? 破壊されるに値する星になってしまったのだろうか?

 コロナと言う世界中が大恐怖に包まれてもなお自分のことしか考えない若者を見ると、未来を考えてしまう。「明日の希望を見出せない」「今さえよければ」と言う人たちが多くいると本当に「救いに値するのだろうか ?進化できるのだろうか? と考えてしまう。

 私たちが理解できると思っている以上の大きな思いを超えたものが私たちを試している。説明できないほどの大きなものだ。私たちは今こそ自分が生まれてきた理由、自分が果たしていくべき使命を深く考えるべきだ。そうしないとコロナよりもっと恐ろしい恐怖が地球を襲い、この惑星は破壊されるような気がする。

 宇宙は広い。地球規模で考えてはいけない。どんな力が私たちに働きかけているのか、計り知れない。今こそ人のあり方、未来への道の作り方を再認識する時が来ていると思う。



横浜 画柳会代表 中田恭子





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