「権力は腐敗する」とは、歴史の教訓です。



 9月20日の自民党総裁選で安倍首相は
3選を果たしました。「安倍1強」
と言われるほど強い力を持ち、
国民の反対・慎重論を顧みることなく
法案の成立を強行し続けた安倍政権が
引き続き、日本のかじ取りを担うのであれば、
国民の声に耳を傾け、謙虚な姿勢で
政権運営をしていくことが不可欠です。



 告示前から安倍首相の圧倒的有利が
伝えられていた総裁選で、首相は
国会議員票で8割を得て圧勝したものの、
党員・党友による地方票は、
強烈な締め付けにもかかわらず、
55%の得票に留まりました。石破氏に投じられた45%は、自民党員の中にも首相に対する
批判や不満が根強いことを
如実に示す結果となりました。



 首相が避けて通れない問題は、
今なお真相解明にほど遠い森友・加計問題です。首相の「腹心の友」が理事長を務める
大学に52年ぶりの獣医学部が新設され、
昭恵夫人が名誉校長を務めた
学校法人に国有地が有利な条件で売却されました首相に近い人物が特別扱いを受けたのではないかという疑惑に加え、公文書を改ざんしてまで
その事実を隠蔽した官僚。
行政に首相への忖度が働いたことは明らかです。



 首相は批判を浴びるたび、
「謙虚に丁寧に政権運営を行っていきたい」
と繰り返してきましたが、今回の総裁選でも
国会での言動と同様、ムキになって反論する
姿勢が目立ちました。石破氏が掲げた
「正直、公正」というキャッチフレーズが
まさに首相の本質的な欠点を突いており、
最大の問題点です。不都合なことから目を
背ける姿勢を続ける限り、
安倍政治は変わらないのではないでしょうか。



 その懸念は、人事で確信に至りました。



 10月2日、第4次安倍改造内閣が発足し、
自民党の新役員体制も発表されました。
総裁選の露骨な論功行賞、お友達や側近を
党中枢に据える内向きの人事に愕然としました。


麻生財務、甘利選対は論外ではないか


 今回の改造で最多の12人が初入閣
となりましたが、その多くは総裁選で
首相を支持した各派閥が推す
「入閣待機組」であり、国民にとって
最適な人事ではありません。
さらに行政の信頼を失墜させた
組織のトップである麻生財務大臣の留任も
早々に決めました。盟友の麻生氏に
政治責任を取らせることより、
政権内の力関係のバランスを優先させた内向きの判断であり、首相には、安倍1強政治の弊害に
真摯に向き合い、失われた政治の信頼を
回復させる覚悟がないと断ぜざるを得ません。
党の人事でも同じく盟友の甘利氏を
選挙対策委員長として党4役に復権させました。
2年前、甘利氏は金銭授受疑惑で閣僚を辞任し、
その後4カ月に渡って国会を欠席し、
説明責任から逃げ続けたことを
私は今でも忘れてはいません。



 臨時国会では憲法改正議論が焦点となります。
首相は、自衛隊違憲論に終止符を打ちたい
と繰り返し発言し、憲法に自衛隊を明記する
憲法改正自民党案を臨時国会に提出する
意向を表明しています。



 しかし国民の多くは、地震や台風などの
大災害時に、国民の生命・財産を守るため、
重要な使命を果たしている自衛隊を違憲だ
と思っていません。報道機関の世論調査でも
改憲に反対が約半数に達しています。
国民の反対・慎重論を押し切って改憲案の
発議を強行するようなことは、絶対に
許されることではなく、国民の声に真摯に
耳を傾け、各党の幅広い合意と
国民の理解を得た上で、
改憲を進めるべきです。



 私は、臨時国会から立憲民主党の会派に
加わることにしました。多くの同じ思いを
共有する同志とともに安倍首相による
安倍首相のための憲法改悪を阻止するため、
全力で闘って参ります。




国会見学ツアー、随時地元新潟の支援者を案内しています。

予定は菊田まきこのHPをご覧下さい


10月10日立憲民主党の会派に入る。枝野、蓮舫、辻元、福山議員達に笑顔で迎えられる


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