人にとって
幸せとは

千葉県   大山 桜







私は最近、新卒から働いてみて、

幸せが何なのかを考えるようになり

ました。国別に言うと日本の幸福度

ランキングは世界155ヵ国中53位で、

経済大国の中では少し低めともいえ

ます。友人にいろいろな職業が多い中

(教師、小規模な会社、大規模な

会社、起業したり…)、何が個々人に

とっての幸せなのかを悩むようになり

ました。若者なりの悩み、とそこに対す

る解決方法を考えてみました。

そもそも幸せや幸福とはかなり抽象的

な概念であり、定量的な物ではありま

せん。




 それが故に、人は幸せを履き違え

やすいのではないでしょうか。まず

一般的な幸せについて定義として、

「幸せな家庭を築き、裕福な生活を

送り、仕事でも一目おかれる立場に

なり、多くの人から感謝され、好きな

時間に好きなことができる」とでも

しましょう。これも一つ一つの定義は

非常に曖昧で、ぼんやりとしてしまい

ます。




 この定義の中の幸せということの
問題点が3つあります。




 1つ目は、幸せに終わりがないという

ことです。例えば、お金の話になると、

大学生の時はアルバイトのお金で

満足出来ていたことが、社会人になり

それ以上のお金を得ているのに

対して、人は満足することが出来ま

せん。ショーペンハウアーは、

「富は海の水に似ている。飲めば飲む

ほど、のどが渇く」とも言っている

ように、幸せとは得られれば得られる

ほど、不安が倍増するという皮肉的な

こともあります。


 2つ目は、幸せが持続的なものか

どうかということです。

お金、地位、名声そのどれもが、

手に入れたときは幸福になるが、

時と共になくなっていくに連れて、

不安に変わっていきます。1つの例と

して、恋愛で好きな子と付き合えた時、

当初は幸せなことだと思うかもしれま

せんが、付き合っていくにつれ、相手に

対しての不満、不安が増えて、

どんどんうまくいかなくなることがあり

ます。幸せが大きいほど無くしたときの

不安が取り巻くようになります。


 3つ目は、その幸せが、自分がいなく

なる前、すべてが無くなってもなお、

色あせないものなのかということです。

本当の幸せとは、一生かけてもなく

ならないものだと考えられます。

そのために、自分が死んでもなお

崩れない有限なものこそが真の幸せな

のではないでしょうか。







 この3つの問題点を踏まえて本当

の幸せについて考えてみると、答えは

簡単に出てくるかもしれません。

本当の幸せは目で見えず、表現するこ

とがとても難しいものだと思います。

今日手に入れて、明日なくなるような


はかな
いものではなく、持続的に自分

の中で続いていく幸福感こそが幸せな

のではないでしょうか。



 好きな人といる間に感じる一瞬や、

おいしい物を食べている一瞬に感じる

満ち足りてる感情こそ、本当の幸せな

のではないでしょうか。その幸せを

見失わないような生き方をしたいもの

です。





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