日本人にとって
美しさとは

千葉県   大山 桜




インスタグラム

 最近はインスタグラムというもの

(写真を投稿し、第三者に見せ、

第三者はその画像に対して

コメントやいいねと

いう評価をすることが

出来るアプリ)が世の中に出たことで、

インスタ映え(どれだけ写真を綺麗に、

第三者に美しく見せることが出来るか)

といった言葉が

よく言われるようになりました。

いかに、可愛くインスタグラムに

自分を表現できるか。それに伴って

snowというアプリ

(自分の顔に変化を加える。

例えば目を大きくしたり顔の輪郭を

鋭くできたりする)が流行ったり、

ひと昔前のプリクラのようなものが、

今や携帯などの画像で

出来るようになっています。

どこに行ってもスマートフォンで

自分たちの事を撮っている

人達ばかりです。

現実にその人と会えば

こんな加工の嘘は

見破られてしまうのに、

何故今日の若者

(特に女性)は自分を

美しく見せるのに、

そのような加工を行うのでしょうか。






女性は美を追求する



 そもそも、女性と男性の違い

として女性は

美を追求する生き物であり、

普段の生活でも男性と違い、

化粧をし、自分の素顔より美しく

する努力を常に行っています。

そこには、化粧をすることによって、

普段の素顔の

自分とは違う自分になることが

出来、自信がつくという理由が

あるのではないでしょうか。

筆者も化粧をせずに外に出るときは、

誰にも会わないように

マスクをして下を向きながら

外を歩いています。

また、顔を加工し、ネットに上げる

という行為については

時代の変化が生みだした、

化粧の現代化

と言い換えることが出来るの

ではないでしょうか。


2つの世界で生きる若者


 今の若者たちは簡単に言うと

2つの世界で生きています。

現実の世界と

バーチャルの世界です。

インスタグラム、ツイッター、

時にはお見合いのアプリ、

それ等こそが今の若者たちの

もう1つの世界なのです。

2つの世界を持っている

若者にとっては、

ネットのバーチャルの世界にいる

自分こそがその世界における

自分自身であり、

そこに現実との差異はあまり

問題視されていないものだ

と思われます。

何十年か前に流行った顔のメイクを

濃くするギャルから、化粧の流行は

シンプルな清楚系になったものの、

目や輪郭を加工し、

別の世界の自分を

作り上げるというように美しさも

バーチャル化が行われています。


物事の本当の価値


 歴史的に考えると、美しさの追求の

目的はより素晴らしい異性と出会い、

自分の遺伝子を残したいという

種の保存への欲求によって

起こるものだと考えますが、

昨今の美しさの追求に

対する目的は、現実とは違う世界で

どれだけ美しくなれるか、その世界で

他人からどれだけ評価されるかという

別の目的に代わってきているのでは

ないでしょうか。ただ、自分を加工

ばかりすることに囚われて、

物事(自分)の本当の価値を

見失わないようにして欲しいですね。

本当の美しさというのは、

バーチャルの中では

育たないと思いますので。



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