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10年8月30日

 さてさて秋が近づいてまいりました、と素直に書けないのが今年の暑さで、毎週のように暑さについて語るのもいい加減にせよといわれるかもしれません。ただ秋口というのはまた新たな活動の取っ掛かりにもなる時期ですので、体の調子を整えていきたいという気持ちの発露ということなのですが。

 ということで(?)天翔楽団です。中国音楽アンサンブル天翔楽団の第8回定期演奏会が今年も11月14日(日)14時から、大阪市此花区のクレオ大阪西ホールで行われます。漢数字の八は末広がりで、縁起のいい数字といわれており、それにふさわしい演奏会になればと考えています。

 今年はゲストにウイグル族の舞踊チーム・「シルクロード楼蘭(ローラン)グループ」を迎えており、中国音楽とはいえ地域色、民族色の強い曲目が入っています。シルクロードといえば日本人にはその名称から来るイメージでいわば憧憬の地でもありますが、音楽や舞踊は地元の人々に根付いています。

 そんな地域の伝統や生活の様子が少しでも伝わればと、団員も練習に励んでいます。あと2ヶ月余り、急ピッチで仕上げをおこなっていますが、ぜひ来場されるお客さんの期待に応えたいと思っています。毎年どんな演奏が披露されるのか、ぜひご期待ください。


10年8月23日

 
暑い暑いといっていても、もう8月も下旬になりました。子ども達も夏休みの宿題の仕上げに最後の追い込みにかかっているところでしょう。厳しい暑さが続いていることには変わりはないのですが、何か次のことをやろうという気分になる時期かもしれません。

 そんなときですが政治の世界ではまだまだわけのわからんことが続いています。民主党の代表選挙が9月14日にあるということで、小沢グループがどうしたとか反小沢グループがこういう動きをしたとかいう記事が新聞紙上に載ります。まあいまのマスコミ・新聞はきちんと政治の内実を取材して書くよりも、“政局”なるものを内容もなく面白おかしく書く(というよりそれしか書けなくなっている)レベルになっていますので、新聞記事でどうこう言うことはないのですが。

 それにしても1国の総理大臣が国民に向かってこれから2〜3年はこれらの政策を必ずやります、などと昏迷する社会の方向性を打ち出すのではなく、小沢がどうこうということで一喜一憂しているのは明らかにおかしいことですね。ねじれ国会といいいますが、国民に必要な政策はこれだと野党にきっちりつきつけ、出来なければ逆に野党にも責任を取らせるというような確固たる信念を見せることがなぜ出来ないのでしょうかね。

 民主党という狭い社会の中での“派閥”の論理でしか動けなくなってきたら、昨年の衆議院議員選挙で国民支持を得たことが無駄になってしまいます。これまでの自民党政治に変わる本来の政治主導の政策を求められたことを忘れているようですが、党内政治のやりかたも自民党と同等かむしろ自民党以下のようになって来ていますね。先があぶない・・。


10年8月16日

 
お盆休みも終わり今週から通勤に戻る人も多いのでしょう。新聞報道によると各高速道路は15日〜16日の未明にかけて渋滞があちこちで発生していますし、また例えば15日三重県桑名市のある施設のジャンボ海水プールには朝から大勢の家族連れなどが詰めかけ、泳ぐどころか身動きができないほどの混雑ぶりだったそうです。

 会社によっては夏休みを分散して取るというところも増えていますが、まだまだお盆休みということで人出が集中してしまいます。特に家族連れであればそうでしょう。仕方のないことかもしれませんが、混雑に伴う不利益は大きいのですから休みの分散をもっと進めなければならないでしょうね。

 筆者は実はン十年ぶりに(というか卒業して始めて)高校の同窓会に出てきました。出席者の3分の2ほどは名前と顔が一致せず、というよりは誰やらわからないという体たらくで、最初に交わす言葉が「え〜と誰でしたかね」という質問であるというのはちょっと恥ずかしいものでした。

 まあ参加者の中のほとんどのオッサン連中は太っていましてかつての姿が想像できなかったということもありましたが、自分の記憶というものが以下にええ加減かということもわかりました。これから何回か出るごとに記憶もよみがえってくるだろうと淡い期待をだいています。


10年8月2日

 体に堪える暑さはまだ続いています。中国の上海では8月1日に最高気温が39℃を記録し、高温オレンジ色警報が発令されたそうです。中国の各都市では気温によってオレンジ色や赤色の警報が出されます。余りに高温だと仕事も中止になるのですが、基本的には外出は控えるなど個人的名予防策が必要になってきます。

 日本でもそうですが、高温地域があると一方では豪雨による被害が出ています。局地的な豪雨は何せ短い時間に急激に雨が降るものですから、予測が出来ず濁流に飲み込まれてしまったなどの被害になるのでしょう。お隣の国中国ではそれば国土の半分近くの地域で起こっているようです。

 当局の発表によるだけで既に死者・行方不明者が1200人を超えており、まだまだ被害が拡大するともいわれています。テレビニュースでも見ましたが流れ出てくる激流が中途半端ではなくすごいもので、土砂崩れなど崩壊している面積が広いようです。

 国土の大小はありますが、気候の変動はいろいろな被害を起こしています。自らの身を守るために個人的にできることはやっておこうということで、余り暑い日は外へ出ないようにしています。ええ、それって単なるサボリではないんでしょうか、とはいわないでください。 自分でできることをしているだけですから。


10年7月26日

 いやあ暑いですね。日中は連日35度を超える日が続き、それにあわせて最低気温が25度や26度となりますから、まあ寝苦しいですね。筆者も窓を少し開けて寝ているのですが、夜中に目が覚めてやっぱり風がほしくなって扇風機をつけるというようなことを毎日繰り返しています。
 
 日本全国をみても毎日熱中症で亡くなっている人が出ています。高齢者だけでなく、比較的年齢が低い人もいるようで、とにかく高温には注意しなくてはなりません。高齢者の中にはついついクーラーなどをつけっぱなしにするのはもったいないと考えたり、あるいは夏は暑いのは当たり前と昔の温度の感覚で日常生活を送る場合が多いのかもしれません。

 確かにクーラーをつけるとその熱が屋外に放射され結局街全体が更に暑くなるということになるのですが、とりあえず体を救うためにはそんなことは言っておられません。街全体をどうするかということであれば、ビルの屋上の緑化を義務づけるとか、車の排気ガスからの熱も影響が大きいのですから車両通行の一定の抑制とか、強力な力で施策を進めるほかはありません。

 日本の技術力だけで言えばたいていの施策はできるとのことですが、問題はコストだそうです。雨水を貯める技術や道路の舗装に無数の微小の穴をあけ(なおかつ耐久性は保たせる)雨水を土に浸透させる、ビルにあたる太陽光を使った発電、などなど。国家予算の使い道となれば、結局は政治の問題になりますね。


10年7月12日

 参議院選挙が終わり、民主党敗北、野党が多数を占めるという結果になりました。昨年の衆議院選挙1年も経っていませんが、マスコミのよく言う“民意”というものが発揮されたのでしょうか、それとも日本社会は政治の世界での変化というものを長い目で見ることができないということなのでしょうか。

 いずれにしても政権党が国民に訴える政策がよくわからんと拒否されたということもあるかもしれませんが、政権が変わって予算面でもその変化を反映させることができるのは3年目、4年目あたりでしょう。それまでは前政権の予算編成と組織の影響を受けていますから、大きく変えることは時間のかかるものだと思います。

 それをまあ“何か受けるものを考えよう”という軽いノリで政策を打ち出されると、受けるどころか反発が生まれるのも当然です。まずは前政権の負の遺産(組織や発想といったもの)を一掃することに全力を尽くすべきであったのですが。

 しかしまあこれでいろいろな政治の枠組みも生まれることでしょうし、逆に誰が何を言って実際に実践するのか、ということがより厳しい目で見られることになります。投票した人はそれをきちんと見つめていく責任がありますね。3年以内には確実にまた衆議院選挙がありますから、この社会の方向を考えるには十分なほどの時間でしょう。


10年7月5日

 今年のこの時期はサッカーの話題でしょうがないですね。日本チームが予選リーグを突破し、決勝トーナメント1回戦でPK戦にまでもつれ込むような勝負をしました。負けはしましたがその健闘が、例えばテレビの視聴率が大きく上るなどいろいろな影響を与えましたね。

 一番大きかったのがマスコミの岡田監督への評でした。大会が始まる前はチームは親善試合でも連敗で、岡田監督は最低だと叩かれていました。それが決勝トーナメント進出で、“神様、仏様、岡田様”と評されるようになりました。勝てば官軍ですが、マスコミの豹変には驚きますね。

 日本サッカーの今後を考える人にとってはこのような勝てば官軍的な発想は避けるべきでしょう。この欄でも書きましたが、岡田監督のやり方は間違っていましたし、今回の出来事は偶然の中での成果と考えたほうがいいでしょう。強い相手に守備的な試合をしなければならないのはずっと以前にわかっていたことだし、それならば選ぶ選手も変わるべきで、守ってからの早い攻撃をどうするのかという訓練も出来たはずです。

 厳しい総括なしの結果オーライで次の監督を選んでしまったらまた同じく繰り返しをします。岡田監督的なチーム作りでは世界の8強にはいけないという現実から出発すべきで、4年後を見据えたチーム作りをしてほしいですね。まあサッカー協会の体質は変わっていないのでどうなるかはわかりませんが。


10年6月28日

 ここでも続いて書いていますがワールドカップの話題が盛り上がっており、7月11日に予定されている参議院選挙はちょっとかすんでしまいましたね。鳩山政権から菅政権へと変わったことと、もともと昨年の衆議院選挙での政権交代のいわば中間評価の選挙でもあるのですが、さて関心はどうでしょうか。

 そして大相撲の野球賭博事件です。この大相撲の初日が参議院選挙の投票日であり(ワールドカップの決勝戦の日でもあるのですが)、今日の各新聞の紙面でも親方や力士の処分についての記事が1面を占めていました。カナダではサミットが行われているので、もっと政治・経済の話が紙面を占めてもいいのですが。

 野球賭博の処分も一部の解雇はあってもそれを生み出した原因を抉り出して体制を大きく変来させるような解決は、いまの協会では到底期待できないのですがね。あいまいなまま終わってしまったら、大きく取り上げたマスコミはそのあとどう報道するのでしょうかね。

 野球賭博に力士が関わっていたなら、当然相撲賭博があるだろうと予想されるし、その関係者が賭博にあわせて技と負けるようなこともありうるからです。もう少し問題の奥深さを考えた方がいいのではないでしょうか。もちろん政治の世界でもそうですが。


10年6月21日

 先週に続いてワールドカップの話題です。日本チームは1勝1敗でここまできて、次戦デンマーク戦に勝つか引き分ければ決勝トーナメントに出ることが出来ます。引き分けはなかなか望んでできるものではありませんので、ここは互いに勝ちに出なければなりませんね。

 デンマークは攻撃に高さとスピードがあります。日本はこれまでの2戦はいずれも守備的な試合をしてきたので、選手の意識がきちんと切り替わるかが問題ですね。待って勝負をするのではなく、相手陣営に鋭く切り込む動きが必要です。それも数人の選手が一挙になだれ込むといったような。

 ワールドカップで勝つチームはやはりスピードと体の強さが違います。それに加えてチームとしての動きに迷いがない、ということは繰り返しの練習の中で選手間の意識の共有が図られているということでしょう。日本チームは大会前の練習試合で完敗続きでした。ですからこれまでのチームらしい動きをしたらまた負けるのではないかという思いがあるかもしれません。

 しかしそんな考えでまた守りに入ろうとすると結局敗北してしまいます。速いスピードのパス交換も相手のウラへ走りこむ戦術も、数人の選手に任せるのではなくチーム全体で動いていってサポートする、そんな活動がほしいですね。


10年6月14日

 始まりました。ワールドカップです。先週この欄で日本では前回に比べて関心が低いというような話を書きましたが、まあ実際はその通りで、TVで(特に民放で)ワールドカップの特集をしていても、芸人やタレントがPK対抗をしたり他愛もないおしゃべりをしたりと、まあサッカーの面白さと見所を探るような内容とはなっておらず、時間と金の無駄遣いという企画だらけです。

 しかし実際に始まった試合は面白いですね。今回は南アフリカでは少し高地に競技場があることが多いのですが、南半球で冬の季節ということで、選手の動きが最後まで落ちません。特に強豪といわれるチームのスピードと球に寄せる激しさは見所があります。

 さて今日は日本とカメルーン戦があるのですが、どこまで日本の選手がその力を発揮できるでしょうか。この欄で何回も書いているのですが監督の力量が最低レベルですから期待が出来ません。半年以上前に組み合わせが決まった段階で相手チームが強いということはわかっているのに、直前になって守備を重点に戦術を変えるというようなことを平気で言う(この半年間何をしてきたのでしょうかね)ええ加減さですから。

 戦術が変わればそれに見合う選手も当然変わらなければおかしいのですが、そんなことはお構いナシの泥縄式です。せめてボールを奪ったら前の3〜4人が一挙に全速で前線に走りこむという活動はしてほしいのですが(他のチームはみんな当たり前のようにやっている)、監督の指示で守備重視だといわれればそれを変に守ってじっとしている可能性も高いのです。これでは勝てません。


10年6月7日

 先週鳩山内閣うんぬんの話を書いたら情勢は急転直下。今週には菅内閣が誕生します。まあその経過についてはTVや新聞などで大きく報道されていますからここで書くことはないのですが、ただ“小沢の影響”などのいわゆる小沢・前幹事長をふくめた“内幕”ものの記事には眉につばつけて見ましょう。

 政治がらみの内幕者を書く記者は多いのですが、大体は何らかの政治勢力と密接な関係がある場合が多く、利害がらみで書く方が多いのです。いかに多くのウラ情報を持っているかを示そうというようなもので、まあそんな情報に惑わされずに、自分の頭で判断しましょう。

 そんな状況でしたからサッカーのW杯のニュースは埋もれてしまいましたね。まあ今の日本代表に期待がもてないということで、関心が低いのでしょう。しかたありませんね。日本チームはもともとW杯出場する世界のチームからはレベルが低いのは間違いのないことで、問題はそこにはありません。

 レベルが低くてもひょっとしたら強豪国にいい勝負を挑んでくれるかもしれないという期待があればいいのですが、そう思わせるようなチーム戦術や一体性、精神力といったものが今のチームからは感じ取れないので、それでは国民が興味を失ってしまうのは仕方がないですね。ということで今回はスペインやイングランド、ブラジル、アルゼンチンなどのチームの試合を楽しみましょう。


10年5月31日

 ううむ、沖縄の基地問題をめぐる鳩山内閣の動きについてはいろいろなところで批判されているので、まあここであらためて書くこともないかも知れません。ただ考えなければならないのは、声高に論を張っている新聞やテレビなどのマスコミ情報を鵜呑みにして流されるのではなく、一体何が問題となっているのかを自分の頭で考えることでしょうね。

 米海兵隊・普天間基地の返還は既に14年前に日米合意されており、その移転先と工法を巡って紆余曲折があって辺野古沖が案として上げられるようになったのですが、埋め立ての環境アセスメントも進んでおらず地元の反対もあり、現実的にはいつ実現できるか全くめどがついていません。

 つまり日米合意と打ち上げてみたもののこれまでの政権下でも全くといっていいほど進んでいなかったのです。この間マスコミは沖縄で米兵・米軍の事件があると大きく取り上げますが、沖縄の基地負担の問題は一過性の取り上げ方しかしてきませんでした。

 もともと5月末解決などはありえないことでしたので、そのことを鬼の首でも取ったようにと批判するのは余り意味がありません。米国・軍の世界戦略に無批判に乗っかることが本来の安全保障になるのかなど、日本が国際社会でどういう位置に立とうとするのかという国家戦略の不足を指摘するのなら、それこそマスコミも含めての自戒になるはずです。


10年5月24日

 宮崎県の牛、豚の口蹄疫病の感染はとどまることを知らず、口蹄疫ワクチン接種も必至に行われています。しかしワクチン接種も接種した家畜は殺処分の対象となるので、畜農家にとっては家畜が全滅するということだけでなく、生活のめどが全く立たない様相になってきています。

 この口蹄疫病への対処について国や県の初動が遅れたことへの責任が問われています。農水大臣はこれまでの対応に全く問題があるとは感じていないと言い張るし、宮崎県知事は記者会見で記者の質問に逆切れするなど、これまでの行動を検証しようという気持ちは見られません。

 もちろん今は出来うる限りの対策を進めることが大事ですから具体的な対応策への検証は事後でもいいのですが、それにしても国や県の責任は大きいといわなければならないでしょう。別に大臣の外遊がどうとかという問題ではなくて、宮崎県では10年前に口蹄疫病が出た経験があるし、昨年からは隣国の韓国で大きく発生していました。

 九州地方で発症する可能性は充分あったことで、また知事も宮崎牛が日本の牛の大本だと自慢するなら、当然病気対策には最新の注意が必要だったはずです。予算的にも高速道路を作れと国に要求する以前に畜産対策の予算を充実させることが必要だったでしょう。後から考えてといういいわけは通用しないと思いますが。


10年5月17日

 1週間たってしまいましたが、サッカーW杯南アフリカ大会に出場する日本サッカーチームの話です。代表23人が先週の月曜日に発表され、もう来月には試合が始まるのに、日本ではどうにも盛り上がっていないようですね。しかたありません、今の日本代表チームに人をひきつける魅力がないからです。

 この間親善試合で無様な負け方をしたことや、監督の能力のなさ、などもありますが、やはり基本は選手達が何かをしてくれるのではないかという期待感がないからでしょう。個々の選手が持つ気概が感じられないこともありますが、監督が選んだ選手では試合に勝てる(あるいは厳しい戦いをする)という具体的な想像が出来ないからです。

 何せこの間の試合で得点も出来ずコンディションも上っていない選手が選ばれていない反面、今期の得点王や昨年のリーグMVPで調子のいい選手が選ばれていないからです。サッカーは得点を取って勝つ競技です。それなのに得点を入れて好調の選手が選ばれないということであれば、期待感が生まれないのは当然です。

 監督は自分の好きな選手を選ぶ権利はありますが、こんなんでいいのかと思われるような選択ではやはり監督そのものの能力が問われます。現監督は幾度も公言したことの結果が出なくて、そのたびに小手先の対応をしてきましたが、結局は結果は出ませんでした。さて本番ではどうなることやら。


10年5月10日

 5月の連休も過ぎて、さあ本格的に仕事だ学習だと気合を入れなおしている人も多いと思います。世界的にもギリシャの金融不安がEUの緊急融資で落ち着きを取り戻し、日本市場での株価も落下が止まりました。これにはEUだけでなく日本やアメリカなども協調下ということで、関係者はほっとしていることでしょう。

 もちろん関係者といっても金融・経済関係者だけではなく、現代では一般国民そのものが国際化した経済の影響を受けるわけですから、外国一国の話だとして無視することが出来ません。また経済の影響があるということは農業であれ商業であれ緊密な関係があるということで、結局文化を含めた社会全体が自国だけでは何も出来ないことになっています。

 そんな市場をめぐる一つとして、今日から多機能携帯端末「iPad」の予約が始まっています。東京や大阪では100人以上の列が出来たようで、情報をめぐる商戦も激しいものがありますね。もっとも使用者にとってどのような情報があるかというよりも、手に入れた(もしくは手に入れようとする)情報をどのように自分なりに使おうとするのかということが問題になるとは思うのですが。

 いずれにしても季節もよくなり頭を働かせるには絶好の日々となりました。固定化した観念ではなく、あるいは過去の常識などではなく、常に新しい発想を心がけなければなりませんね。実践したいものです。


10年4月26日

 連休間近になってようやく暖かくなってきました。気候が不順で暑い、寒いだけが問題ではなくて、野菜の収穫が少なく高騰していることや、国民の生活を支えているコメの生産にしても田植えに向けて苗がうまく育たないなど生活全般に大きな影響を与えています。

 ですからようやっと暖かくなってきたなどとほっと一安心というわけにはいきませんね。明日にはまた雨が降るという予報ですし。野菜の高騰に対してあるスーパーでは規格品外の品物を安く売ることをウリにしています。考えてみれば規格品であろうが規格品外であろうが全く同じ野菜なのですから、これまでの売り方がおかしかったのですね。

 キュウリがちょっと曲がっているというだけで撥ねられ市場に出てこないということが常態になっていたのです。石油を大量に使う野菜生産では季節外れで、しかもそろいのサイズができるということで、買う方も季節感が全くなくなり、サイズが揃っているのが当たり前という感覚だったのでしょう。

 そんな感覚は長続きしません。天候の不順が体に与える影響と同じように、植物全般に影響があるのですから、野菜が高いと単純に値段に文句をつけているだけでは何の解決にもなりません。感覚を変えましょう。


10年4月19日

 第1回中国音楽フェスティバルが無事終了しました。昨日18日、クレオ大阪北ホールで開かれたのですが、大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀の近畿各県のほかに愛知県からも参加者があり、合計23チームの演奏で会場は大いに盛り上がりました。

 オーソドックスな中国楽器を使ったグループもあればキーボードやシンセサイザーなど電子音楽を加えたグループ、また歌を歌いながら二胡を弾くグループ、ショーアップした構成のグループなど多種多様で、最後に昆劇の一幕も演じられたということで普段見ることの出来ない舞台でした。

 これだけ集まれば観客は楽しいのですが、さて舞台裏は?時間に追われましたが、なんとほぼ時間通りに演目が終了したのですね。舞台進行を進めていただいたスタッフの皆さんの努力で格段にスムーズにいきました。参加した各グループも舞台の面白さはもちろんだが、これだけの人数が集まって時間通りに進むとは素晴らしいとほめていました。

 何事も支える人がしっかりしていると物事はうまく進むものです。今回成功したとしたらその功労者はスタッフの皆さんですね。何せスタッフとして働きながら出演もこなしたメンバーもいましたから今日あたりは疲れがどっと出ているかも知れません。お疲れ様でした。


10年4月12日

 サッカーのW杯南アフリカ大会まであと2ヶ月となりました。経済がまだまだ上向かない日本ではサッカーなんて言っておられない人も多いかと思いますが、まあ4年に一度のこの時期だけはサッカーを楽しみたいと思っています。

 とはいうものの、アジアから出場する日本チームに対しては全体的に期待が寄せられていません。先日のセルビア戦では、相手が2軍チームであるにもかかわらず0対3で完敗しました。この欄で何回も書いているように闘う気持ちが見られない選手の責任も大きいのですが、監督そしてサッカー協会という指導する部分が全く機能不全に陥っているのが大きな問題でしょう。

 岡田監督はこのセルビア戦を新戦力を試す最後の試合と語っていたのだが、中心選手の遠藤や中村等レギュラー陣を多数使って、結局は選手を疲れさせただけに終わってしまいました。新戦力を試すというならレギュラーでない選手を全員使うというくらいのことをやらなければ意味がありません。

 全く中途半端な試合をして疲労を重ねただけで、選手も心のそこでは監督不信の感情も出ているでしょう。前からこの欄で言っているように、解決策は孟とっくにやっていなければならなかった監督交代です。2ヶ月前に?と思われる方のおられるでしょうが、今のままでは悪くなることはあっても良くなることはありません。それならばリスクを冒さなければ結果も生まれません。


10年4月5日

 寒い日や雨の日が続いたりして桜をゆっくり楽しむという雰囲気がなかったのですが、昨日の日曜日は天気も良く気温もほどほどで、ようやく花見という雰囲気が味わえました。とはいうものの、桜の名所はいずこも満員で、例によってシートを敷いたグループが所狭しと集まっていました。

 日曜日の昼ということでサラリーマンのグループではなく、学生のグループが多かったのも特徴ですかね。まあ年齢が高くなると、人ごみの砂埃の中を歩くのがきつくなるのが事実で、そういうことも影響して花見の場に集まるのが年々面倒くさくなってきましたが。

 オフィス・エーの事務所のすぐ近くにあるうつぼ公園も桜がきれいで、平日の朝からブルーシートを敷いて場所取りをしているグループをよく見かけます。新入社員の最初の仕事が花見の場所取りだとかつては言われていましたが、今でもそんなことを当たり前のように続けているのでしょうかね。

 花見の場所は誰でも楽しめる場所のはずですから、そんな朝から場所取りをするなんてのは気持ちが狭いというか、せせこましいというか、皆が集まって座れる場所にすわる、ということでいいと思います。ただ残念ながらこれらの人々は花見を楽しむより、酒を飲むことが目的のようですから、まあ何をか言わんやですがね。


10年3月29日

 2年前日本で起きた中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、このほど中国捜査当局が犯人を拘束したと日本側に通告したニュースがありました。これまで中国当局も製造元の天洋食品も中国国内で農薬成分の混入はないとその責任を否定し、むしろ日本側の問題であるかのようにキャンペーンしてきたのですが。

 中国当局の伝える犯人は天洋食品の元臨時職員で、正社員にしてもらえないなどの不満が引き金になったということでした。まあしかし、このニュースを聞いた周りの日本人の反応は、え、ほんま、人身御供とちゃうの、まあ犯人でっち上げちがうの、という厳しい反応でした。

 発表によると、農薬成分メタミドホスが着いていた注射器が下水道から発見されたということが証拠になったということですが、2年前の注射器がいまさら、という感覚でしょう。まあ中国当局の今までのやり方を考えれれば、当然何らかの政治的判断が働いたと見られても仕方ないでしょう。

 中国国内でも食品から有毒物質が検出される問題が相次いでいました。毒ギョウザ事件と少し違って、経営者と会社の利益のためには危険とわかっていても平気で有害物質を入れていたということで、会社に対す甘い指導や事件にすぐ対応しない当局に対する厳しい声が中国国民の間からも起こってきたことで、やはり何らかの姿勢を示さなければならなかったということでしょうか。


10年3月23日

 アメリカ議会下院で3月21日、医療保険制度の改革関連法案が219対212という僅差で可決されました。オバマ大統領が公約にしていた制度改革がやっと成立に向かうということになりました。いわゆる国民皆保険に近くなるということです。

 アメリカでは特に中間層に公的医療保険が欠如していたために、病気になっても多額の医療費を払うことが出来ないと治療すら受けられない層が多くいます。富裕層は民間保険にはいり、またもともと所得が多いので医療日を気にすることはありませんし、また貧困層は地域のボランティア病院でなんとか悪化するのを防ぐという状態だと聞いています。

 民間医療保険にしても掛け金は結構な額なのに、いざ支給というときになるとナンのカンのと言い逃れをしてキチンとお金を払わない会社も多く(法廷小説などでよく出てきますね)、マイケル・ムーア監督の映画「シッコ」でもその実態がリアルに現れていました。

 いずれにしてもこれが第1歩となればいいのですが。ただ政府が補助をするということでこの法案に反対する議員や民間団体が多いということも、アメリカのちょっといびつな「資本主義・自由の国」の姿が垣間見えます。とはいうものの日本の保険制度の問題点もいろいろあるのですがね。


10年3月15日

 まあほんとに個人的な話なのですが、よく読んでいた本の作家が続いて亡くなっています。1人はイギリスの作家デイック・フランシスです。もと競馬の騎手で引退後小説家としてデビューし、その経験を生かし競馬にまつわるストーリー(主人公は様々な職業を持っていますが)の展開と、主人公の時には敵の暴力に屈しつつなりながらも最後は自己の矜持を守り、強い意志を貫くといったところが人気だったのです。

 デイック・フランシスは一度筆を折っています。創作に協力してくれていた妻が亡くなったからです。しかし復活後数年前から息子の協力を得て共著になり、3作発表されていました。ディック・フランシスの特徴はなくなっていなくて、息子の現代的な感覚(例えば情報をグーグルなんかで探るところのような)も加えられていて、まあ及第点だったと思っていたのですが。

 もう1人はアメリカの作家ロバート・B・パーカーです。ご存知私立探偵スペンサーシリーズの著者です。タフでグルメな私立探偵スペンサーと恋人のスーザン、そしてことあるごとに協力する黒人のガンマン・ホークの3人が織り成す物語は、読み手によっては余りにも強すぎる主人公に感情移入できないかもしれません。

 いずれにしても毎年1回年末に翻訳が出されるとすぐ買いに行き、数日続けて読んだものです。これからは新作が読めなくなるというのは寂しいものです。とはいうものの、親しんでいた作家や音楽家が亡くなるというのは、やはり自分もその年齢の範疇に入ってきたということなのでしょうね。


10年3月8日

 人と人とのコミュニケーションの手段も急速に変化してきましたね。インターネット、ホームページからブログへ。あの中国の胡錦涛・国家主席も、中国共産党の機関紙・人民日報のウエブサイトが開設したミニブログ「人民微博」にユーザー登録を行った、というニュースもありましたが、彼は一体どのような言葉を伝えるのでしょうかね。

 最近はツイッターが注目されていますね。3月3日の国会・参議院予算委員会で3人の閣僚が開会に遅刻したことがありました。そのうちの1人原口一博・総務相は直前にツイッターに書いていたということで、余計に注目を浴びたかもしれません。

 ツイッターはブログとチャットの中間のようなシステムを持つとされてされています。140以内で「ツイート(つぶやき)」を投稿することで、ゆるいつながりが発生するコミュニケーションサービスであると言われているのですが、果たして呟きがコミュニケーションになるのですかね。

 「今どうしてる」「○○してるよ」などというつぶやきが対話だなんて思わず首を傾げたくなるし、また表層的な文字の羅列は決してコミュニケーションではないでしょう。人の話を目を見つめて聴かず、手元のツイッターの機器に目を落としているような人とは付き合いたくもないですしね。


10年3月1日

 バンクーバーオリンピックの後半です。日本だけでなく韓国のテレビ中継の視聴率を高めたのが女子フィギュアでしたね。キム・ヨナが金メダルで浅田真央が銀メダルでした。浅田真央は演義の途中でジャンプを失敗しましたが、あれができたとしてもキム・ヨナの1位は変わらなかったでしょう。完勝というところでしょう。

 いずれにしてもトップの演技やあるいは競争におけるスピード感は明らかにその他の選手とは違うということが良くわかりました。採点競技は微妙な部分が残りますが、少なくとも見た時に実力差が誰の目にも分かるということです。特に日本のマスコミに良く見られることですが、1回海外で勝っただけでいかにもトップに立ったかのような報道がされ、金メダル候補などと祭り上げてしまうことは、もうやめなければなりませんね。

 アジアでは韓国や中国が特にスケートで好成績を残しています。国あげての強化策が実ってきつつあるということで、日本のスポーツ行政のあり方も多方面からいろいろ批判がでています。確かに選手個人や家族が強化費用を負担することも多く、支援は充分ではありません。しかしその支援の金額も量だけでなく質ももっと問われなければならないでしょう。

 スピードスケートで金メダルを獲得した経験のある清水宏保はある新聞紙上で、支援を有効に生かせるようにすべきだと語っていました。オリンピックになると○○役員といった競技に関係のない人間がでしゃばってきて人員に入るため、選手を支えるコーチでも人数外になって現場に入れないことが当たり前のようにおこるとのこと。また飛行機で役員がファーストクラスで選手がエコノミー席というのも平然と行われているとのこと。この悪習をなくさない限り、事業仕分けの対象となってしまうでしょう。


10年2月23日

 バンクーバーオリンピックが佳境に入っていますね。まあ日本のマスコミは当然日本選手がメダルを取れるかどうかということを中心に報道しますが、楽しみはいつもはテレビで見ることが出来ないような競技も見ることができるというところにあるのではないでしょうか。
 
 とはいうものの生放送の時間は深夜になりますので毎日見るわけにもいかず、結果が先に分かる日々が多いですね。また例えばスキー競技は前半はスピードで勝負する滑降系で、後半は細かな技術が必要な回転系と分かれますので、どこを中心に見るかで悩むこともあります。

 ただやはり面白いのはカーリングでしょうか。10チームがまず総当りしますので、毎日競技がありしかも接戦の勝負が多いということで楽しめますね。1日1日で順位が変わるということはいつも注目されるということですからね。

 まあ、いずれにしても競技の現場にたっていなくて(ということは本当に緊張しなくていいということです)、少しの緊張と感動が楽しめるということで、あと1週間はこの話題になるでしょうか。世の中いろいろ厳しいことがあるのにね。


10年2月15日

 先週の「便り」でトヨタ自動車のリコールに関してトップの対応ということを書きました。で、そんな大きな話とは違ってちょっと小さなサッカーの話ですが、サッカー東アジア選手権で日本チームが韓国に完敗しこれでW杯へ大丈夫かというインタビューに、岡田監督が全く危機感を感じさせずにこれからです、というようなことを語ったことについての個人的な感想です。

 東アジア選手権が始まるまでは、ここで弾みをつけて(つまり4チームの中で優勝して)、新戦力もためして6月のW杯へつなげていく、というようなことを言ってました。それがチームとしては点も取れず迫力もなし、言葉とは裏腹に新戦力を試そうともせず、結局は不満の残る試合となってしまいました。

 それで監督の責任としてどうするのかというと、今までと変わりなくやっていくというのです。これはトップの責任としてあんまりですね。今までのやり方で全く結果が出ていないのだから、チームコンセプトを修正するとか思いきって半分くらい選手を入れ替えるとか、手を打つことはできるはずです。

 まあ監督交代が一番いいのですが(ヨーロッパや南米では普通のこと)、サッカー協会の首脳陣も優柔不断ですからそままずるずると行くのでしょう。で結局見るも無残な姿で本番を迎えるということになります。放映権を得たTV局だけが空疎ながんばれキャンペーンを行うのでしょうね。


10年2月9日

 日本では(というよりは世界どこの国でもですが)会社や団体のトップのマスコミでの対応というのは、なぜか人の神経を逆なでするようなことが多いですね。責任を負って対外的な説明をすることが少ないせいでしょうか、それとも説明をしなくていい風土だったのでしょうか。

 トヨタ自動車が自社の車のリーコールを行っていますが、つい先だってのプリウス(その時点ではリコールは行っていなかった)のブレーキ利かなくなるという顧客の苦情に対して、会見した技術担当の専務は「特定の条件下で1秒ほど利かなくなるがそのままブレーキを踏み続けていれば問題ない」と、それは運転者の感覚の問題であるかのような発言をしました。

 そのときのインタビューをテレビのニュース報道で見ていたのですが、技術的には問題ない、それはおかしいと思う客の方がおかしいのだと、いかにも技術担当らしい会見で、えらい傲慢な言い方だなあと思いました。その専務は顧客がおかしいと思うこととは関係なしに、会社的に問題がなければいいのだと思っていたのでしょうか。売るときには“お客のニーズに合わせて”等と言うはずなのにね。

 案の定その後このプリウスもリコールせざるを得なくなり、社長が記者会見することとなったのです。客に媚びろとは言いませんが、安全に関して客が不安を持っていることがわかっているのにそのことに思いが至らない会社(と人間)は結局信頼を失うのですね。


10年2月1日

 あっという間に1ヶ月が過ぎ2月になりました。1年の計は元旦にありということで、毎年初めに今年はこういうことをやろうとか、これだけは絶対に実現したいなあ、と考えるのですが、それに取り掛かる前に既に1ヶ月が過ぎているという、まあ情けない話です。

 個人的な計画はこのようにいつも破綻寸前になるのですが、中国音楽の催しに関しては今年は逆にきちんと計画を進めなければなりません。オフィス・エーが事務局になっている中国音楽フェスティバルが4月18日にクレオ大阪北で開かれますが、2月からいよいよ実際の運営のツメの作業に入ります。

 なにしろ初めての催しなのでやってみなければわからない、というような事柄もあり、きちんとシュミレーションする必要があります。いろんな人の智恵を借りてスムーズに、そして満足できる演奏ができるように準備しなければなりません。演奏が第一ですから。

 この催しが成功に終われば今後も中国音楽を楽しむグループが集まるいろいろな催しが開かれるかも知れず、それはグループの相互交流につながります。皆さんもぜひ楽しみにしてください。よろしく。


10年1月25日

 一人の歌手の訃報が先週ありました。浅川マキ。前日まで名古屋のライブで熱唱していて、公演最終日にホテルの浴室で倒れているところを発見され病院に運ばれましたが、死亡が確認されたということでした。享年67歳。知る人ぞ知る歌手でした。

 “夜が明けたら、一番早い列車に乗るから、切符を買っておいてちょうだい・・・”。全身黒ずくめの服装に長い髪、アングラの女王という異名をとったのはさてもう40年前くらいのことでしょうか。ですから今の若者はその名前も知らない人が多いでしょう。

 いつの時代でもその時代の雰囲気を体現し、熱狂的な支持を受ける歌手というのは存在します。浅川マキはその中でもそれぞれの個人がそれぞれに思いをはせることのできる歌手でした。時代が過ぎても淡々と歌手活動を続けていたということで、久しぶりに名前を見たという“初老層”の人も多かったと思います。

 実は筆者もカセットテープ(古!という声が聞こえてきそうです)しか浅川マキの歌を持っていないのですが、折に触れて聴こうという程度でした。亡くなったからといって余り感傷的になることもないのでしょうが、久しぶりにその時代の歌手を思い出してしまいました。


10年1月18日

 15年前の1月17日は神戸・阪神間で大きな犠牲を出した震災があった日でしたね。その事実を忘れないようにと各地で催しがありました。地球にという惑星に住んでいるから地震という災害から避けられないとするならば、できるだけ被害を少なくするような対策、例えば予知の研究であるとか耐震建築物の普及、速やかに救助ができる体制作りなど、できることからするしかありませんね。

 こんな時期ですが、カリブ海のハイチでは12日に大地震が起こり。被災者は100万人以上、死者も数万人といわれています。各国からの緊急支援もようやく現地に入ったようですが、交通機関や支援拠点を定めることもままならず、支援がスムーズに行っていないようです。

 食糧不足が深刻化するにつれ、一部の国民は略奪を始めているとも伝えられ、治安の悪化も心配されています。防災に対する教育や訓練がなされていない場合、パニックに陥れば他人に対する優しい心も失われてしまい、互いを傷つけあうことも行われるでしょう。

 とにかく食糧を届け基本的な医療体制を整えることが大切でしょう。日本においてもいつ何時大きな地震があるかも知れません。個人でできること、水や食糧の備蓄など、ついつい忘れがちですがあらためて確認したいものです。


10年1月12日

 昨年末に中国で曹操の墓が見つかったというニュースが伝わり、歴史関係者だけでなく一般の人も驚きましたね。三国志の世界は中国だけでなく日本でも人気ですから、興味が涌くのは当然ですね。ところが年明けの1月にこの墓は曹操のものだとするのには疑問がある、と否定的な意見が出されました。

 安徽省の安徽大学歴史学部の張子侠教授で、大きな疑問点を4つ出しています。まず文献では曹操は丘に埋葬されたとしているが、見つかった安陽の地ではそのような地形が見当たらないということ。2つ目に周辺に功労者(大臣)の墓がないこと。3番目は出土した石碑に「魏武王」という文字が見られるが、「魏武王」は曹操が死後に送られた諡であり墓の中で見つかるのはおかしいということ。

 そして最後に墓の主を証明できる最も重要な証拠である印章と墓誌が見つかっていないため、墓の主の身分がはっきりしていないこと、としている。文献に基づいて疑問を提出しているので、なるほどと思われる反論である。まあ発掘したほうは歴史的な発見ということにしたがるのだが、証拠という意味ではやはり本当の墓というには疑問符がつくのではないか。

 何しろ曹操という歴史的な人物であるから話題にしたいという意図が働いたのかもしれない。三国志の世界では劉備玄徳や関羽、張飛、諸葛孔明などの蜀のメンバーが有名であるが、これは三国志演義という全くの小説の中でつくられた虚像で、実際には曹操こそが武においても文においても(詩が有名)当時としてはぬきんでていて、まさしく英雄の名にふさわしかったといいます。
    
   
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